ちょっと甘めに味付けた海鮮漬け丼は、子供には好評でした

ごはん

どこの家もそうかもしれないが、我が家の夕食のメインは肉が多い。魚は干物でもないとすぐ鮮度が落ちるし、全体的に肉よりコスト高となる。骨や皮を取り除くのも面倒というお子様のような理由もあり、どうしても肉メインになってしまう。その点、海鮮漬け丼はいい。基本的に切って漬けて乗せるだけ。お安めの魚でも多少鮮度が落ちても、漬けてしまえばウマいのだ。

昼飯を食べた帰りにスーパーでお買い得な刺身と出会う

ここしばらく、食事はこってりしたものが続いている。たまにはさっぱりとヘルシーに行きたいと思い、昼飯は蕎麦屋へ。ちょうどその蕎麦屋の隣にスーパーがあるので立ち寄った。

お買い得なはまちの柵を発見。ちなみにはまちといえば関東では「養殖のブリ」というイメージもあるが、関西ではブリに出世する前の個体をはまちというらしい。だから天然のはまちでも何らおかしくない。旬は夏から秋。つまり今(9月)だ。今なんだ。これを海鮮漬け丼にして食べたい。昼も夜もヘルシーでいいじゃないか。妻にラインで許可を取る。ちょうど昼時だから返信があるだろう。

オム父
オム父

スーパーに寄ったんだけど、良さげな魚があるから海鮮丼にしてもいい?

オム母
オム母

予算は?

オム父
オム父

¥1200くらい

オム母
オム母

まあよし

交渉が成立したので他にも海鮮漬け丼にできそうな刺身を物色。そして今度はお買い得の盛り合わせを発見。まあ、たまに来るスーパーなのでコレがあるのは知っていたんだが。左から真鯛、マグロ(たぶんバチマグロ)、サーモン(たぶんチリ産)の3種類。

今回の海鮮漬け丼の食材(調味料関係を除く)とコストは以下の通り。

食材コスト備考
天然はまち柵¥480(税込)柵が長い
刺身盛り合わせ¥680(税込)真鯛、バチマグロ、サーモン
アボカド¥158買い置きしてあった
きゅうり¥663本パック¥198の内の1本
刻み海苔¥10適量

調味料とご飯以外のコストは合計¥1412(税込)。少々高く付いたが、たまにはこんな日があってもいい。

①最初に漬けダレ(甘いver)を作って冷蔵庫で冷やしておく

海鮮漬け丼は切って漬けて和えるだけ。基本的に火も使わないので楽ちんだ(今回は少し使う)。なお、素材は食べる直前まで分けておきたいので、ボウルは複数あると便利。こいつらは重ねて収納できるので、沢山あっても困らない。ザルやバット(四角いやつ)もよく使う。どれも100均で売っている。奥の手として食器代わりにもなるので、これから料理を始めたい人は買っておきたい。

先に漬けダレを作る。分量はいろんなサイトを参考にして辿り着いたもの。

麺つゆ大さじ1(醤油大さじ2でもいい)
大さじ2
みりん大さじ2
砂糖大さじ1/2
ごま油大さじ1/2
レモン汁大さじ1くらい
にんにくチューブ2センチくらい
今回は麺つゆ気分だったが、いつもは醤油を使っている。甘いタレがイヤという人は醤油の方がいい。またみりんも大さじ1くらいにしておくと甘さ控えめになる。

酒とみりんを小鍋にかけ、1〜2分沸騰させてアルコールを飛ばす。写真は小鍋ではなく卵焼き用のフライパンだが、これで一度も卵焼きを作ったことはない。ブログのタイトルであるオムレツと同様、卵焼きもひっくり返せないからだ。火を使うのが面倒なら、電子レンジでやってもいい。これくらいの量だと600Wで2分弱くらいだろうか。ネットでは酒やみりんをレンジにかけて爆発したという話を見かけたことがあるが、我が家では幸いまだボムしていない。いつかするのだろうか。

麺つゆ、砂糖、ごま油、にんにくチューブを入れ、そこにアルコールを飛ばした酒&みりんを投入。まだ温かいうちにぐるぐる混ぜて砂糖を溶かした後、冷蔵庫で冷やしておく。

②きゅうりでかさを増し、アボカドでオシャレさを増す

続いて食材をカット。まずは野菜から切るのが料理の基本だ、とYoutubeで知った。先に魚や肉を切るとまな板が汚れてしまうためだ。野菜が先ならまな板はサッと水で流すだけで済むから、その後に魚やら肉やらを切ればいい。無計画に切りたい食材から切っていた過去の自分を諭してやりたい。

海鮮漬け丼といいつつ、我が家のレシピではきゅうりとアボカドも入れる。きゅうりはかさ増しするためと、パリッとした食感もいいからだ。1センチ角くらいのサイコロ状に切り、軽く塩を振ってザルにでも入れておく。こうすると若干水分が抜け、漬けダレと和えた時に水っぽくなりにくくなる。青臭さやえぐみも抜けるのでおすすめ。

アボカドを入れるのは家族が皆好きなのと、オシャレっぽい味になるため。あとは元々参考にしていたレシピがサーモンアボカド丼だったから。アボカドはやはりメキシコ産がいい。しかしこの時期、メキシコ産のアボカドは旬を外れるのでペルー産を使った。と偉そうに書いているが、2分前に知った情報である。ペルー産は単にそれしかなかったから買ったのだ。

アボカドもきゅうりと同様、1センチ角くらいに切る。丸いので四角くなりにくいが、だいたいでOKだ。これを放置しておくと別人のように変色するため、すかさずレモン汁(大さじ1/2くらい)をかけて軽く和えておく。

③お魚たちはサイコロカットして漬け込むだけ

魚をどう切るか。これは料理人のセンスが問われるところだろう。私は料理人でもないしセンスもないので、子供が食べやすいようにサイコロカット。野菜たちと同じ1センチ角か、気持ち大きめでもいいかもしれない。細かくしすぎるとねぎとろ丼みたいになるので注意したい。

柵で買ってきたはまちから。細長いのでまず4等分に。続いて厚みが半分になるようカット。1センチ幅くらいの細切りにした後、サイコロ状に切っていく。この切り方が正しいのかは不明なので、切りやすいように切ったらいい。

刺盛りの方も似たような感じで切っていく。こっちは厚みがない分、やや大きめに切った方が良かったかなと、今感じている。

魚たちが仲良くサイコロになったら、①で作った漬けダレをかけ、レモン汁大さじ1/2くらいを加えて軽く和え、10〜20分冷蔵庫で寝かせておく。時間がなかったら5分くらいでもいいし、何なら和えるだけでもいい。そして食べる直前に適度に水分が抜けたきゅうり合流、レモン汁で少々酸っぱくなったアボカドも合流。ドラクエ4で例えるなら第五章だ。

④刻み海苔をご飯に散らす。忘れがちだが忘れてはいけない

あとはホカホカご飯に乗せるだけなのだが、刻み海苔を忘れてはいけない。これを海鮮漬けの上ではなく、ご飯の方に散らしておく。この方が海苔がグチャッとひとかたまりにならず、均等に味わえるのだ。

海苔には旨味成分のグルタミン酸やイノシン酸が含まれている。その辺は正直よく分からないが、海苔の風味は好きなので必ず入れる。ちなみに青海苔も好きだし昆布も好きだしワカメも好き。とにかく海藻類が好きで、幸楽苑が今年の春頃に期間限定で出していた海藻ラーメンをよく食べていた。速攻で消えてしまい残念である。

最初に子供の分の海鮮漬けをご飯に盛り付け。その後ワサビをひとひねりして和える。こっちは大人用だ。ワサビがないと締まらない。さらに冷蔵庫に入っていた刻み小ねぎを散らして完成。

手前が子供用(ワサビ・ネギなし)、奥が大人用

ちょっと甘かった? まあ、そうですよね

いただきます。うん、ウマい。安定のウマさ。麺つゆ使ったから甘いのだが、私は甘い醤油味も好きなのだ。昔、佐賀県の呼子でイカのお刺身を甘い醤油で食べて以来、甘いのもアリだね派になったのだ。呼子のイカは本当にウマかった。また行きたい。

さり気なくエジソン箸を遠ざけ、写らないようにしている娘
オム娘
オム娘

おいしいよ♪ きゅうりが入っていてうれしい
あとサーモンとマグロと、この白い魚なに? ブリとタイ?
それもいいと思います
いろどりがあざやかでいいね!

美味しいけど、ちょっと私には甘いな〜
みりん控えめがいいなぁ〜
麺つゆじゃなくて醤油がいいなぁ〜
次は甘くないverでよろしく

オム娘
オム娘

わたしは甘くていいよ〜
とってもおいしいよ!

オム父
オム父

甘めなのは好みもあるけど、それしてもちょい甘かったか?
魚の種類によって相性良し悪しもあるのかな〜
個人的には甘系醤油とブリの刺し身は合うと思います