賞味期限切れのマルちゃんであんかけ焼きそばを作ったら、ニンジン多すぎといわれた件

ごはん

タイトルの通り、ニンジンの多いあんかけ焼きそばを作ってしまった。私はニンジンが好きだし、娘も大好きなのだが、妻はそうでもないのでクレームが入った次第。あまり料理が上手でない人間は、このような分量ミスが非常に多い。まあいいだろと思って入れちゃうのだ。その反省と忘備録の意味も込めて、詳細を書いてみる。

焼きそばが賞味期限切れ? ならば急いで使う必要があるな

妻が朝、冷蔵庫のマルちゃん焼きそば(激安スーパーJで¥188で買った)のを見てつぶやいた。

オム母
オム母

4日ならまだ致命傷とはいえない。今夜は焼きそばだ。ちょっと前に1袋だけお好み焼きに使って、残る2袋を放置していたのであった。デカイ白菜が冷蔵庫を圧迫しているから、それを使ってあんかけ焼きそばだ。レシピは味の素パークを参考にした。材料が多少異なるが問題あるまい。

食材コスト備考
マルちゃん焼きそば2/3袋¥140¥188で買った
豚ロース薄切り120gくらい¥190グラム¥158で買った
デカめの白菜4枚¥501玉¥199で買った
もやし1袋¥38大好きなくろっぺもやし
ニンジン1本¥333本入りで¥99と激安
乾燥シイタケ(スライス)少々¥50正確な値段は忘れた
※価格はすべて税抜

調味料以外のコストは合計¥501(+税)

①白菜の芯と葉っぱは、火の通り時間が違うから分けておくのだ

さっそく作っていこう。まず乾燥シイタケを水で戻しておく。マルの乾燥シイタケと違い、スライス乾燥シイタケは速攻で戻るので使いやすい。が、旨味も薄い気がする。一長一短というやつだ。そして戻し汁も後で使う。旨味の宝庫だからな。どうでもいいが、シイタケの写真だけ縦位置で撮ったから体裁が崩れてしまった。気にしないで欲しい。

白菜は訳知り顔に芯と葉っぱを分け、芯は斜めにスライス。葉っぱは4〜5センチ幅くらいにざく切りにした。芯と葉っぱを分けたのは、火が通る時間が違うためだ。芯の方を先に入れられるよう、分けておくのだ。近所のバア様に聞いた知恵袋である。

続いてニンジンを切る。切り方は全体を斜めにスライスして、それを千切り風にしていくというもの。ちょっと変わっているが、Youtubeで学んだのだ(武島たけしの極み飯)。ところでニンジン1本は分量的に多いんじゃないか? そうは思わないだろうか。しかしこのニンジン、柔らかかったのだ。野菜はだいたい、水分が抜けて柔らかくなってくると臨終が近い。だから1本使った。ちなみに冷蔵庫には柔らかいニンジンがもう2本あった。あれはどうしよう。

もやしは普通に洗う。たまに洗わなくていいという話も聞くが、私は洗わずにいられない。

豚ロース肉は適当に切ってマキシマムを多めに振っておく。そう、マキシマムだ。コロナ禍の時にキャンプ飯の本で知り、速攻で購入。アウトドアでは2回しか使ったことはないが、家では常備調味料となっている。肉料理ではほぼ使う。スパイシーなので子供には向かないかと思ったが、小2の娘は普通に食べている。

ここまで書いてきて思ったが、こんなに詳しく説明する必要はあるだろうか。きっとないだろう。ブログ記事はコンパクトにまとめろとネットに書いてあった。しかし私のように、料理が上手になりたいという父親たちもいるかもだから、いつの日かそういう人が見てくれるかもしれないと思って細かく書いていく。が、次書く時はもっと適当になるだろう。

②乾燥シイタケの戻し汁を入れるのを忘れていた

素材の仕込みが終わった。ここまでの所要時間は30分くらい。写真を撮りながらだと非常に時間が掛かる。非効率である。これでは晩飯に間に合わないので急ぐ。次に調味料を混ぜ合わせる。

2カップ(400cc)
大さじ2
片栗粉大さじ2
鶏ガラスープ(顆粒)大さじ1
オイスターソース大さじ1

味の素パークのレシピではオイスターソースはないのだが、入れてみた。なぜなら今回はイカが入っていないから。いつもは焼きそばといえば必ずイカを入れる。それもスルメじゃなくてヤリイカだ。理由は火を入れても固くならないから。しかし、今の季節はヤリイカがほとんど売っていないので、オイスターソースで代用する。イカと牡蠣、固体と液体。代用になっているかは不明だ。

ここで問題発覚。乾燥シイタケの戻し汁を入れるのを忘れていた。これは本来なら水の分量に含めなければならない。しかし旨味の宝庫を捨てるなどもってのほかなので、追加する。水の分量がちょっと増えてしまうが仕方ない。

水は2カップ(400cc)がレシピの正規量だが、500ccくらいに増えた

③麺は焼き目を付ける。そして具材を炒めて煮る。簡単だ

いよいよ主役の焼きそば麺の登場。まずは軽く油を引いたフライパンを熱し、袋から出した食パンみたいに四角い麺を置く。ガチガチに固まっていて不安を覚えるが、いきなりほぐそうとするとちぎれるので注意。強めの中火で3分くらい焼くとだんだん焦げてくるのでひっくり返す。水を入れずとも、熱せられた麺はこの辺で自ら勝手にほぐれてくる。北風と太陽というやつだ。裏面も焼き目が付いたらざっとほぐし、皿に盛っておく。続いてあん作り。

麺を退場させたフライパンで肉を焼く。テフロンのやつなら油を引き直さなくてもいいと思う。肉は焼き目が付くまでひっくり返さないのがポイントだ。両面に焼き目が付いたらニンジン、白菜の芯、シイタケ、もやしと次々に投入。

私が使っているのは直径28センチでやや深めのフライパン。けっこう大きいのだが、度重なる具材の投下により溢れる寸前。とはいえ、火を通していくと野菜は別人のように縮んでいくので問題ない。かさが減ったら白菜の葉っぱも入れ、②で混ぜておいた調味料を入れ、フタをして5分くらい煮る。

味見してみると、薄い。シイタケの戻し汁で水分が増えたのがよろしくなかったか。野菜も多すぎたのだろう。正規レシピではニンジンは4センチになってるし。

仕方ないので醤油や鶏ガラスープの素を足して煮込む。それでも薄いので、しばらく煮詰めてみる。結果、もやしは春雨みたいにホッソリ細くなり、白菜の芯も葉っぱも、もはや平等にふにゃふにゃだ。近所のバア様の知恵袋が生かせていない。仕上げに酢を投入。本当は酢ではなく、ごま油を入れるはずだったのだが、どういうわけか間違えてしまった。40歳を超えてからこういうミスが増えた。

食べてみたらシャバシャバだった

ともあれ完成だ。あらかじめ盛っておいた焼きそばに、あんをかけていく。

あんが多すぎて余ったので、翌日、中華丼にしようと思う。

そしていただきます。娘はなにも疑うことを知らないちびっ子なので普通に食べている。最近、箸の持ち方に不思議なクセが付いてきたので、保育園以来のエジソン箸を持たされており、恥ずかしく思っている様子。写真を撮る時もやや抵抗した。

あんかけ焼きそばにしてはシャバシャバしてる。おかげで早い段階で麺に水分が浸透して伸びてしまった。その上、味も薄い。シイタケの戻し汁を後から足したのと、野菜が多すぎたせいか。こうした反省は翌日には忘れてしまうのだが、ブログに書いておけば思い出せるから良かったと思っておこう。

オム娘
オム娘

おいしいよ。でもこのくろいのはシイタケかな?
シイタケはわたし、ちょっとゴメンだけどいらないかも!
あとやさいとそざいのあじが生きている! イカがなくて残念!

オム母
オム母
オム父
オム父